第1講 確率と確率変数

大数の弱法則

X1, X2, ,Xn は独立で同分布とし,E[Xi]=μ, V[Xi]=σ のとき,

X¯=X1+X2++Xnn
とすると,
X¯=X1+X2++Xnnμ    (n)
または,
P(|X¯μ|ϵ)0    (n)
これを,X¯μ に確率収束するという.

補足1: 大数の法則の証明

X¯N(μ, σ2n)
チェビチェフの不等式より,
P(|X¯μ|ϵ)σ2nϵ20    (n)